健康の守り方

健康を共にするパートナー

私たちは、あなたにとって健康な人生のパートナーで在りたいと思います。
一人ひとりの患者様の生活や想いに寄り添い
健康を実感することで質の高い生活を支えるパートナーを目指します。

P-4 APPROACH - introduction 健康を守るP-4アプローチ

歯や口は、話す笑う食べるなど生活の基本を支える非常に重要な役割を担っています。
また、口腔健康は全身健康にも深く関わっているため健康で豊かな人生をおくるためにも口腔健康を守り続けることが大切です。
歯には神経があり歯の神経には血管が繋がっていることから歯も胃や心臓と同じような健康に欠かせない臓器と言えます。
しかし、「治癒能力が極めて低い」という他の臓器とは大きく異なる特徴があります。
治癒能力が極めて低い歯の健康を守るために最も重要なことは「予防」です。
一般的な歯科治療や定期健診では治癒することは難しく、健康を維持することはできません。
歯や口腔健康を維持していくためには、適切な予防、教育、それに基づくセルフケアが重要になり、各年齢のライフステージに合ったプロセスが大切になります。
当院は、あなたの人生にとって大切な口腔健康を守り続けるためのP-4アプローチをチーム医療によって実現します。

健康を守るP-4アプローチ

P-4 APPROACH - Predictable ①予知性を診断

本当に口腔の健康を実現する歯科医療とはどのようなものでしょうか?

その問いに答えを出すには、まず歯科疾患を正しく理解しなくてはなりません。
歯科疾患が他の疾患と大きく異なる点の一つとして『歯、歯髄(歯の神経)、歯周組織(歯を支える骨、歯肉、靭帯)は治癒力、再生力に乏しい』ことを考えなくてはなりません。
一般的に知られている『詰める。被せる。入れ歯を作る』というのは正確にいうと『治癒(治った)』というのではなく『人工物で置き換えた』というのが正しい認識で、他の体の部位でいう治癒とは根本的に違うのです。そう考えると、口腔の健康については『発育段階でしっかり健康に育み、その後サステイナブルに維持する』という考え方が必要です。言い換えますと口腔の健康は、成長段階では『健康に育むべき対象』で、成長が終了した時点から『健康な人生のために欠かせない限りある資源』となるわけです。 
その上で口腔の健康をどのように人生において育み、維持するかという戦略は後に詳しくまとめたいと思います。

年齢:20代 ここ一年で3本のむし歯ができてきた事に気づいた 年齢:50代 ここ数年で3本のむし歯ができ、これまでもむし歯ができては治療を繰り返している 年齢:70代 定期的に検診を受けていて経過を見ているむし歯が3本ある

むし歯の数で見ればまったく同じ様相の患者様に見えますが
口腔の健康度は3名とも一緒でしょうか??

口腔の健康についてご理解いただいた上で、理解しやすいように例を上に示しました。
このことからもお分かりいただけるように、重症度のみにフォーカスする事は、この3名をまったく同じとして診ると言うことで、ナンセンスなのです。
本当に口腔の健康に資する歯科医療のためには『どのくらい悪いか?(重症度)』もさることながら『どのくらいの確率、速さで悪くなるか?(リスク)』ということを常に念頭に口腔内の状況を把握する必要があります。
その上で治療を施したとして、治療直後に良い結果が得られていても、それが長期間安定するということは、治療法の云々ではなく、悪くなる確率やスピードがしっかりコントロールされて初めて実現されるのです。

また、これからの人生100年時代では口腔の健康は、健康な人生において必須条件ですので、もちろん時間軸に沿って継ぎ目のない最適な予防教育(リスクコントロール)と治療(重症度コントロール)が提供されていることも非常に重要です。
以上のような事を鑑みて、私たちは全ての患者様お一人お一人をリスク、重症度、時間の3つの軸に則ってオーダーメイドの最適な医療を提供していきます。

リスクコントロールをしない場合の時間経過 定期的にメインテナンスを受診せずにいると口腔環境は悪化し歯の崩壊へと続く重症化が急激に進行します。 リスクコントロールをした場合の時間経過 定期的にメインテナンスを受診することで、リスクをコントロールし抑えていくことができます。

P-4 APPROACH - Preventive ②予防的な診療

口腔の健康を実現するには『発育段階でしっかり健康に育み、その後サステイナブルに維持する』という考え方が必要です。
言い換えますと、口腔の健康は、人生の成長段階では『健康に育むべき対象』で、成長が終了した時点から『健康な人生のために欠かせない限りある資源』となります。 そのような健康な口腔内を人生に渡って実現するには、どのようにすれば良いのでしょう? その答えを得るには、飛行機の航跡をイメージすると良いでしょう。
安定した飛行機の航跡とは、離陸時にスムーズに加速上昇(0歳~3歳)し、車輪を格納して飛行体勢を整え上昇(3歳~18歳)し、巡航高度に入ったら十分な速度と高度で安定飛行(18歳~70歳)し、航路の終盤ではゆっくり優雅にスムーズな着陸に臨む(70歳~100歳)と言うものです。
私たちはこの航跡(Contrail:飛行機雲)のイメージのように各ライフステージにあった口腔の健康を実現し、患者さんお一人お一人の健康な人生の実現に寄与したいと思っております。
人生100年時代において、生まれる前のマイナス1歳から生涯を終えるまでの健やかな生活を支えていきます。

0歳〜3歳 離陸時にスムーズに加速上昇 3歳〜18歳 車輪を格納して飛行体勢を整え上昇 18歳〜70歳 十分な速度と高度で安定飛行 70歳〜100歳 優雅にスムーズな着陸に臨む

P-4 APPROACH - Personalized ③オーダーメイドの治療

本当に価値のある歯科医療は、あなたの生活や人生をより豊かにするためのオーダーメイド治療である必要があります。
歯やお口の中の状態は、それだけで個人を特定できるほど患者さん個々で違うものです。 また、むし歯や歯周病などの代表的な歯科疾患は細菌による感染症という側面もありますが、患者さんお一人お一人の生活習慣に根ざした生活習慣病とも言えますので、一辺倒に抗生剤などの薬剤で治すというものではなく、それぞれの患者さんが抱える生活習慣の背景まで考察した対応が必要になります。
実際に患者さんの口腔内状況を深く見ていくと、それはまるで複数の糸がたくさん絡まっているかのように、多くの問題やリスクが絡み合って歯科疾患として現れてきている事がわかります。 また、口腔の健康と全身の健康の関連が明らかになる中で、その糸の絡みは全身の健康とも関連している事が明らかになってきております。
そういった背景から考えると、健康な人生に寄与する本当に価値のある歯科医療は、絡まった糸を段階的にほぐすように、十人十色の口腔内状態に合わせて最適化されたオーダーメイドの歯科医療であるべきという事はお分かりいただけると思います。
そのような歯科医療は、今までの想像を上回る形で、あなたに口腔の健康と健康的な人生をもたらしてくれる事でしょう。

P-4 APPROACH - Participatory ④患者参加型

歯科医院を受診し帰宅後、その日どのような治療を受けて、どのような説明を聞いたのかあまり覚えていないという経験はないでしょうか?
当院では、患者さんの健康サポートシステムの導入により、あなたのスマートフォンで検査結果やお口の状況、歯の状態などを確認することが可能になります。
ご自宅や外出先など、いつでもどこでもお口の状態をわかりやすく表示された資料を見ることができるため、お口の健康をより身近に感じることができます。
また、当院よりあなたのお口の健康を守るために必要な情報を定期的にお送りし、来院されない期間でもご自身で健康を維持できるようにしっかりサポートさせて頂きます。

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